HOT ! 李朝（李氏朝鮮）のアンティーク魚型錠前

先に李氏朝鮮（１３９２～１８９７年）の魚型錠前を出品しましたが、今回の出品も、ほぼ同じ外観と構造の魚形錠前です。茶道具 炉釜（ろがま） 炉釜 竹地紋 平丸 菊地政光。出品の魚型錠前は、尾ヒレがはねた形で、頭部から胴体、尾ヒレに至るまで、タガネなどを押し当て作られた連なる小丸模様、鱗を模した半円模様などの装飾が両面に、華美すぎることなく施されています。高岡銅器　平井昇（昇甫）作　蝋型鋳銅　瓜に蝉　吊り花器　共箱　G　R4303C。その堅牢優美さから李朝箪笥などで使われていたことは想像に難くありません。木製彫刻 アートパネル 風景。通常は、鍵を鍵穴に奥まで差し込むと板バネロックが外れ、施錠軸付板バネ構造部の先端が本体より飛び出すのですが、経年によるものか、鍵を抜き差ししても、大半の場合、飛び出しません。清水六兵衛作　唐津茶碗　銘「相生」　仕覆・共布付　即中斎極め箱　D　R5987。外れてロックされた場合は、鍵で再度解錠し施錠仕直します。S196 細密彫刻 砡 孔雀石 陽刻 漢詩草原馬文 硯屏 高さ19㎝ 唐木台付。コレクションだけでなく、インテリアにもしていただけると思います。加藤豊久 赤志野 汲出し 銘 白龍 共箱 栞 茶道具 茶碗 湯呑み。。ギヤマン切子　金彩。具体的な製作時期は分かりませんが、李朝時代のアンティーク品だと考えられます。魚型錠前はネット上で比較的見られ、古代中国の伝説「鯉跳躍龍門」から、魚（鯉）の姿の錠前は、「成功」や「前進・進歩」の象徴だけでなく、多くの卵を産むことによる「豊穣」の象徴とされ、李氏朝鮮においては、このシンボリックな魚型は、堅牢性だけでなく装飾性も備えた魚型錠前として製作され、李朝箪笥や貴重品入れなど高級家具に広く使用されていたようです。九谷焼　春日山窯　金城製　青木木米　聾米造　赤絵　四方小皿　五客　D　R6055。中国美術 古銅 玉刃斧 箱付き。頭部の模様は色々あるようです。材質は、錠前、鍵ともに黄銅（真鍮）です。錫製　間村自造　四君子文　茶壷　茶こぼし　合計約985g　3点　D　R6368。[琉球]：[金城次郎・抱瓶・共箱]／沖縄／人間国宝。汚れやキズ、若干の緑青などは否めませんが、目立つような凹みや変形などはほとんど見られず、赤味のある黄銅の風合いも残っています。付属の鍵で解錠でき、施錠も問題ありませんが、解錠には若干の「手助け」を要します。陶器の虎。茶道具　楽吉左衛門　黒楽茶碗　堀内流五世　不識斎極め箱　D　R5963。鍵を突き当たるまで差し込み（この時には既にロック解除）、施錠軸に頭部方向の力を加える「手助け」をすると、先端が飛び出します。手で引き出し本体から分離、本体へ戻す時は施錠軸先端が尾ヒレ側の穴に外れないように。須佐焼　古須佐　 明治期　色絵　菊花文鉢　十四代土谷道仙識箱　V　R6072C。九谷焼　柳雨軒　三代　徳田正彦(八十吉)造　彩釉　壷　花瓶　共箱　VR6452F。大きさ（㌢）重さはおよそ次の通りです。【錠前】横巾１７．５、縦巾１０、厚み２．５／施錠域（横×縦）６．５×１．５、軸径０．６／重さ４８８㌘／【鍵】全長１８、横巾１．４／重さ３９㌘／「成功」や「豊穣」の象徴とされる魚型の李氏朝鮮の、堅牢・重厚・優美さを彷彿させるアンティーク錠前です。楽吉左衛門　十代旦入造　黒楽筒茶碗　宗左（碌々斎）判書　書付箱　D　R7884。中国　龍泉窯　粉青磁　花刻　茶碗　M　R6128。施錠用にも可能ですが、経年品である点をご理解の上でお使い下さい。鍵の紛失、重量もあり落下、ぶつけにも注意下さい。李朝　古玩　古染付　染付　中皿　菓子皿　茶道具　蔵出し　２客